全ては、あの瞬間から始まった。


突然の夕立。
まるで肌を刺すように激しく降りつける雨から逃れるために、彼は古びたビルの中に駆け込んだ。
今朝、テレビで見た降水確率は確かにゼロパーセントだったのに、と愚痴をこぼしても、同意してくれる相手は誰もいない。
すっかり雨で濡れてしまった服が、ずっしりと重い。
灰色の空はどんよりと薄暗く、吹き付ける風が容赦なく冷えた体を襲った。
まだ暖かいとはいえ、夜ともなるとぐっと気温は下がる。
このままだと、下手をすれば風邪をひいてしまうかもしれない。
しかし、そう分かってはいても、彼にはどうすることもできなかった。
ここからでは、家まで走っても20分はかかる。
タクシーに乗るだけの所持金なんて当然持っていない。
どうしようか、と一人悩んでいると、突然、背後で物音がした。
びくり、と肩を揺らして振り返ると、通路の奥に見える扉が彼を招くように開いていた。
しかし、いくら待っても住人が出てくる様子はない。
その時、彼を動かしたのは、おそらく好奇心だ。
そろり、そろりと通路を渡り、いよいよ扉の前へと辿りつく。
錆び付いた鉄の扉は分厚く、とても風の力で開いたとは思えなかった。
ぐっと力をこめて、彼は扉を再度閉めようとしたが、それはまるで意思を持っているかのように、ピクリとも動かない。
思わず彼は口元を歪ませた。
扉を閉めることは諦めて、彼は扉の前に立つ。
扉の向こうには空間が開けているはずなのに、ただ、目の前にはぽっかりと暗闇だけが広がっていた。
何も見えない。
彼は、じっと目を凝らした。
なんとかして、中を見てやろう、と思ったのだ。
そして、

ドンっ

誰かが背後から彼の背を押した。
咄嗟のことにうまく反応ができず、そのまま彼は前方へと倒れ込んだ。
部屋の中へ。
背後で、バタン、と扉の閉まる音がした。














※この物語はホラーではありません。














根岸靖人。15歳。
職業、ヘタレなサッカー少年。



中西郎。15歳。
職業、奇人のサッカー少年。



小岩鉄平。14歳。
職業、頭の悪いサッカー少年。



日生光宏。14歳。
職業、さすらいのサッカー少年。



工藤新一。17歳。
職業、事件製造マシンの名探偵高校生。



黒羽快斗。17歳。
職業、国際指名手配されている高校生。



城之内克也。17歳。
職業、貧乏。



海馬瀬人。17歳。
職業、海馬コーポレーション代表取締役社長。童実野町のゴッドファーザー。



御伽龍二。17歳。
職業、ピエロを父に持つ普通の高校生。



バクラ。肉体17歳。
職業、幽体離脱。



ポップ。17歳。にしてしまおう。
職業、仲間思いの大魔道士。



ヒュンケル。拾われたので分からない。
職業、外見ほど頭を使っていない戦士。



アバン。30歳。
職業、ポップとヒュンケルの元師匠で元勇者。



ハドラー。推定300歳。
職業、無職。







以上、総勢十四名。
何者かの陰謀に巻き込まれ、彼らはこの部屋に集められた。















starletsオープン企画。
兼、1周年、2周年、以下、何周年企画。
だって終わる目途がたってない。
















『今から、皆さんには愛し合ってもらいます。』




あいのり。













管理人を喜ばせる為だけの計画が、今、動き出す。






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